ベトナム及びミヤンマー等の新興アジア諸国への企業誘致活動
ベトナム北部サポーティング工業団地建設計画
近年のアジア新興国の成長はめざましい勢いがあります。
特に、ベトナムは若年層を中心とした質の高い労働力が存在し、食糧自給率は160%、さらに親日国家です。ベトナム政府は工業化戦略達成のために日本が保有している技術力を強く求めています。当社は、ベトナムに日本企業を誘致する活動をベトナム経済研究所と協力して実施しています。
裾野産業育成に不可欠な鍍金工場をバクザン省が誘致
NNA(アジア経済情報紙 2011年10月31日版より)
バクザン省の鍍金工場誘致について、2011年10月バクザン省の認可を受けて、工場建設に着手することが決定。
エバレット総合研究所の北川浩一郎氏は、バクザン省による鍍金工場の誘致について説明。ベトナムはこれまで排水処理の問題から、作業の一工程としてのメッキは認めても、メッキをビジネスとする企業の認可は行っていなかった。だが今回、ベトナム側からメッキ工場をつくってほしいとの要請があり、全国鍍金工業組合連合会の協力を得て進出企業を募集。当初は5社が名乗りを上げたものの、最終的にはサーテックカリヤ(愛知県刈谷市)1社だけが残った。今月15 日、バクザン省人民委員会主席(市長に相当)からメッキ工場の設置に認可を受けた。これを受けて、工場建設に着手する。手掛けるのは電解法ではなく、無電解法。いわゆる単純な「ドブづけ」では、中国などの企業に太刀打ちできないためだ。北川氏は「中国などの企業は排水処理などをきちんとしていないが、日本の企業はそういうわけにはいかない」と説明する。